Tokyo
高明根
2006/4/7–4/28
KOH Myung-Keun個展
2006/4/7(fri) - 4/28(sat)
オープニングパーティー:
2006年4月7日(金) 17:00 - 19:00
*作家は会期中来日し、オープニングに参加します。作品画像は全作品分ご用意できます。
新鋭の韓国人アーティスト・KOH Myung-Keun(コウ・ミュンクン)の個展を開催します。KOH Myung-Keunは 2004年1月、東京画廊が注目する新人アーティストとして、中国人アーティスト・LUHAOと二人展を開催。今回は新作を発表します。
KOH Myung-Keunの作品は、風景や人物の映像を焼き付けたフィルムを使用した立体作品です。写真はそもそも光を利用し表現するものですが、現代美術ではむしろ「光」そのものの存在に焦点をあてた作品が目立ちます。KOH Myung-Keunの作品のテーマは「光の透過性」。イメージの重なりは、平面的になってしまう写真の限界を超え、立体的な表現を可能にしています。その中でも、古代ギリシャ彫刻や古代ローマ彫刻をモチーフにしたBODYシリーズは、スペインのアートフェア・ARCOでも大変話題となり、Andong Hanmi Museum(韓国・安東)での個展でも発表された、最も注目されている作品シリーズです。
コウ・ミュンクン KOH Myung-Keun
1987年ソウル国際大学彫刻科を卒業後、1991年NY・Platt Instituteにて芸術修士課程修了。ソウル、NYを中心に個展、グループ展を開催してきた。今回が日本で初めての個展となる。
■主な個展
1991年 ボユーン・ギャラリー、ニューヨーク
ヒギンズ・ホール・ギャラリー、ニューヨーク
1993年 クンホ・ギャラリー、ソウル
1994年 ソウル・アーツ・センター、ソウル
1996年 ジェオン・キュン・スック・ギャラリー、釜山、韓国
1997年 クンホ・ギャラリー、ソウル
1999年 ハックゴジェ・ギャラリー・アンド・アート・スペース、ソウル
2000年 SKフォト・ギャラリー、ソウル
2002年 ハックゴジェ・ギャラリー、ソウル
2003年 ハンミ写真美術館、ソウル
2005年 ハンミ写真美術館、安東、韓国
■主なグループ展
1991年 「百年祭のビエンナーレ」オ・ケ・ハリッス、ニューヨーク
1994年 「94年の新鋭アーティスト展」国立現代美術館、韓国
1998年 「疎外感と同化」現代写真美術館、コロンビア・カレッジ、シカゴ
1999年 「アジア現代美術ショーケース」ギャレリアジア、香港
2002年 「写真からの風景、風景からの写真」韓国文化芸術振興院、ソウル
2003年 「6人の写真家 - 6つの暗号」スンゴック美術館、ソウル
「彫刻って何?」ソウル・アーツ・センター、ソウル
2004年 「2004年光州ビエンナーレ」<Site-4, EcoMetro>、光州
「東洋からの風」ソルボン教会堂、パリ
2005年 「Koh Myung-Keun、Lu Hao二人展」東京画廊、東京
「韓国現代美術展」福岡アジア美術館、福岡
「Re-presenting Representation VII」アルノ美術館、ニューヨーク
「2005年フォトSF」フレー・ノリス・ギャラリー、サンフランシスコ