Tokyo

松浦浩之 Super Acrylic Skin- Trigonal Clone

2015/9/12–10/17

●オープニング・レセプション
2015年9月12日(土)|16:00-18:00
東京画廊+BTAPにて


この度、東京画廊 + BTAP(東京)では、9月12日(土)より松浦浩之個展『Super Acrylic Skin- Trigonal Clone』を開催いたします。

松浦浩之は1964年東京生まれ。1984年からデザイン会社に勤務し、グラフィックデザインの業務に携わります。1999年より、「日本のキャラクター文化」をテーマに作品を制作。2005年に東京画廊で開催された個展『Super Acrylic Skin』でアーティストへと転身し、以降、絵画、立体、版画など作品の形式を広げながら、国内外で作家活動を行っています。本展は、東京画廊+BTAPでは実に5年ぶりの個展となります。

昨年、髙島屋日本橋店、新宿店、大阪店の三会場で開催された巡回個展では、幅4メートル弱に及ぶ大作<風神雷神龍王召喚図>(2014)を発表しました。俵屋宗達の<風神雷神図屏風>を模倣した同作は、日本の平面文化の装飾性や、躍動感のある構図を意識したものでした。一方、本展で展示される作品は、プラチナム箔や金箔を基調とした、無機質で静謐な画面が特徴的です。彩度を抑えた色調を用いつつも、松浦の真骨頂である緻密な構図は健在です。浮世絵にも似た大胆な色面の構成によって、その画面は圧倒的な力で迫ってきます。

「Trigonal Clone」は、本展のために制作された120号3枚組みの新作のタイトルです。三人の女性を描いた本作品で、松浦はモチーフを静的に配置し、これまでとは異なる作風へ踏み出しつつあると言えるでしょう。本個展での初公開となりますので、どうぞご期待ください。

WORKS

Title
Moonlight Gravity
Year
2015
Size
117 x 117 cm
Material
Acrylic, platinum foil, leather, metal, canvas
Title
Mask
Year
2015
Size
91 x 117 cm
Material
Acrylic, platinum foil, leather, metal, canvas
Title
Meteor Over Drive
Year
2015
Size
130 x 195 cm
Material
Acrylic, platinum foil and gold foil on canvas
Title
Memory of Thorns
Year
2015
Size
91 x 73 cm
Material
Acrylic on canvas
Title
The Nornir -Trigonal Clone
Year
2015
Size
195 x 130 cm
Material
Acrylic and platinum foil on canvas
お問合わせ

松浦浩之は 1964 年東京生まれ。2005 年に東京画廊で開催された個展『Super Acrylic Skin』で デザイナーからアーティストへと転身し、以降、絵画、立体、版画など作品の形式を広げな がら、国内外で作家活動を行っています。2017年、オランダの Volkenkund Museum(ライデン)と Tropen Museum(アムステルダム)で開催された展覧会『Cool Japan: World Fascination in Focus』では、高さ 4 メートルの大作<Uki-uki>(2012)を出品し、展覧会のメイン PR イメージとして使用されました。同展はその後ベルギーの Museum aan de Stroom(アントワープ)に巡回し、好評を納めました。

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