Tokyo

林武史 凸凹な石

2018/9/29–11/10

オープニング・レセプション
2018年9月29日(土)|16:00-18:00


東京画廊 + BTAP(東京)では、林武史個展「凸凹な石」を開催いたします。弊社では、1995年の第1回から今回で第5回目となります。

林武史は1956年岐阜県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科を修了後、1998-99年に文部省在外研究員としてパリに滞在し、現在は東京藝術大学で教授を務めています。2012年には「第六回円空大賞展 大地と共鳴 -- 創造の原風景」で円空賞を受賞しています。

本展はこれまでの制作を記録したカタログ『凸凹な石』の刊行を記念して開催されます。本展の中心に配置されるのは、壁土と織部の釉薬をかけて本焼きした瓦(芸大の古い瓦)を用いた作品です。積層された壁土を土台として、その上にケヤキの板を載せ、中央に黒花崗石の山の彫刻を設置しています。林は2006年に東京画廊で発表した「石間」や2014年の「石の言葉」において、真っ白な画廊空間を枯山水のように構成してきましたが、本展はそれをさらに展開するものです。

画廊の壁面には、下から覗けるように透明な台座を用いた赤花崗石や黒花崗石の作品を設置します。また、ブロンズ、木、陶、黒大理石などの様々な素材に取り組む新作が展示される予定です。これら全ての作品を配置して一つのインスタレーションを構成します。

WORKS

Title
青の園
Year
2018
Size
Dimensions variable
Material
Green glazed tiles and wall clay
お問合わせ
Title
石のかたち - 黒
Year
2018
Size
24 x 64 x 53 cm
Material
Black granite
Title
遠い声
Year
2018
Size
10 x 19.5 x 19 cm
Material
Green glazed tiles and wall clay
Title
石のかたち - 白
Year
2018
Size
16 x 29 x 29 cm
Material
White Marble
お問合わせ
Title
黒い山 三(へり)
Year
2018
Size
13 x 18 x 12 cm
Material
Black granite and lacquer
お問合わせ
Title
赤い山 五
Year
2018
Size
11.5 x 13 x 12 cm
Material
Red granite and lacquer
お問合わせ
Title
赤い山 一
Year
2018
Size
9 x 14 x 14 cm
Material
Red granite and lacquer
お問合わせ
Title
山のかたちのためのドローイング 赤
Year
2018
Size
45.5 x 38.2 cm (Frame:52.5 x 45.5 cm)
Material
Pen on paper
Title
山のかたちのためのドローイング 青
Year
2018
Size
38.2 x 45 cm (Frame:52.5 x 45.5 cm)
Meterial
Pen on paper
お問合わせ

林武史は1956年岐阜県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科を修了後、1998-99年に文部省在外研究員としてパリに滞在し、現在は東京藝術大学で教授を務めています。2012年には「第六回円空大賞展 大地と共鳴 -- 創造の原風景」で円空賞を受賞しています。林の彫刻の特徴は、複数の石を配置して抽象的な空間を創造することにあります。さまざまな形状の石を複数用いることで、石と石、さらには石と空間の関係性を追求するアーティストです。

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