Tokyo
開廊70周年記念 東京画廊 70年(後期)
2020/11/28–12/24
東京画廊+BTAPは今年開廊70周年を迎えました。皆様のこれまでのご支援に謹んで感謝申し上げます。
山本孝が志水楠男とともに銀座に開廊して以来、東京画廊は数多くの展覧会を行ってまいりました。銀座に画廊がほとんどなかった当時、東京画廊は安井曾太郎などの協力のもと、近代日本の具象絵画を中心に扱っていました。そののち、斎藤義重との出会いをきっかけに関心を現代美術へと転じ、以来、国内外のさまざまなアーティストたちとともに積極的な活動を続けています。東京画廊+BTAPがこれまでに行った展覧会の数は、700展以上に上ります。
70周年を記念して、弊廊の来歴を振り返る展覧会を二つの会期に分けて行います。第一回は、東京画廊が戦後美術を扱い始めた1960年代に焦点を当てます。九室会の斎藤義重、桂ゆき、吉原治郎、金煥基をはじめ、具体の白髪一雄、元永定正、ネオダダオルガナイザーズの吉村益信、篠原有司男、ハイレッドセンターの高松次郎など、当時のオリジナル作品を中心に展示致します。第二回は、60年代末から始まるもの派の作家と、70・80年代にいち早く紹介した韓国・中国の現代美術を展示します。限られたスペースではありますが、東アジアの現代美術の時代性を感じていただければ幸いに存じます。
展覧会初日に皆様をギャラリーにお招きしたいと考えておりましたが、コロナウイルスの感染対策のため、それは叶わぬこととなりました。安全に気をつけてお迎えしたいと思っておりますので、会期中にぜひお越しください。
現在、営業時間を短縮しております。また、当面の間はオンライン予約による入れ替え制にてご来場者様をご案内いたします。ご予約はこちら。