この度、東京画廊 + BTAP(東京)では、7 月 27 日(木)より 2 週間に渡り、松浦浩之の新作マルチプル作品の展示販売会を行います。
松浦浩之は 1964 年東京生まれ。2005 年に東京画廊で開催された個展『Super Acrylic Skin』でデザイナ ーからアーティストへと転身し、以降、絵画、立体、版画など作品の形式を広げながら、国内外で作家活 動を行っています。2017 年に、オランダの Volkenkund Museum(ライデン) と Tropen Museum(ア ムステルダム)、そしてベルギーの Museum aan de Stroom(アントワープ)で開催された展覧会「Cool Japan: World Fascination in Focus」では、高さ 4 メートルの大作<浮々 Uki-uki>(2012)を出品し、 展覧会のメイン PR イメージとして使用されました。2020 年には、台北の誠品画廊で『SUPER ACRYLIC SKIN - Quiet World』と題した個展を行い、コロナ禍の静かな世界への応答として制作した作品を発表し 話題となりました。
松浦の作品に現れる多彩なキャラクターは、画面一杯にクローズアップした大胆な構図で捉えられます。 彼らは含みのある表情で画面上に存在し、時には媚びるように、時には挑みかかるように、また時には冷 淡に私たちを見ているのです。大量の複製イメージが生産される現代社会において、キャラクターは市場 を通って日常生活に氾濫しています。キャラクターを創り出すことを仕事としてきた松浦にとって、日々 消費され忘れ去られていく彼・彼女たちは、空想でありながらも極めて身近な存在でした。アクリルの肌 「Super Acrylic Skin」を持つキャラクターたちは、外からは見ることのできない内面を有して画面内に 立ち現われ、空虚な擬人像を脱して、その存在を主張するのです。
本展では、新作フィギュア
WORKS
松浦浩之
松浦浩之は 1964 年東京生まれ。2005 年に東京画廊で開催された個展『Super Acrylic Skin』で デザイナーからアーティストへと転身し、以降、絵画、立体、版画など作品の形式を広げな がら、国内外で作家活動を行っています。2017年、オランダの Volkenkund Museum(ライデン)と Tropen Museum(アムステルダム)で開催された展覧会『Cool Japan: World Fascination in Focus』では、高さ 4 メートルの大作<Uki-uki>(2012)を出品し、展覧会のメイン PR イメージとして使用されました。同展はその後ベルギーの Museum aan de Stroom(アントワープ)に巡回し、好評を納めました。
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